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オールセラミックの治療!綺麗な歯は下準備から

歯周病の治療

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天然歯に近いキレイな歯を入れるためには、まず歯周病の治療が必要です。

なぜかと言うと歯周病で歯茎が腫れていたり、出血があると精密な型どりができません。

審美的な仕上がりに最も重要なのは、歯茎と歯(セラミックス)のマージン(継ぎ目)です。
まずは歯科衛生士による歯磨き指導、クリーニングと歯石取りで歯周病を改善します。場合によっては歯茎の中の歯石を取る(スケーリング・ルートプレーニング)まで行います。

この場合の来院は最低5~6回は必要になります。

早く歯を入れたいと言う思いは皆さん同じですが、よりキレイな歯を入れるために歯周病の治療から始めましょう。

グラスファイバーで支台歯作り

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セラミックを入れる歯が失活歯(神経がない歯)の場合、土台に白いグラスファイバーで出来たファイバーコアと言うものを使用します。

これにより、しっかりと歯を補強してくれます。 ファイバーコアは天然歯と同じように、しなってくれて衝撃を吸収してくれるので、歯根を傷つけにくいのが特徴です。

そして金属の土台では出来ない透明感を出すことができます。(ファイバーコアで土台を作る前に、根管治療が必要な場合もあります。)

奥歯の治療

見える前歯の治療を優先される方は多いのですが、実はその前に奥歯の治療も大事なんです。奥歯が無いと、どうしても前歯で噛むため前歯に強い力がかかります。

奥歯が無いぶん噛み込みが深くなり下の前歯が上の前歯を突き上げて、歯が動き、出っ歯になる事も!

キレイな前歯に憧れますが、奥歯もとても大事なので、もし奥歯が虫歯の方や欠損している方は、まず奥歯をしっかりと治療して行きましょう(義歯・ブリッジ・インプラント等)

ホワイトニング

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せっかくセラミックを入れるのですから、まわりの天然歯もホワイトニングで白くして、より白くてキレイな歯を入れましょう。

病院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で出来るホームホワイトニングがあります。即効性はオフィスホワイトニングですが、白さを持続させるにはホームホワイトニングが必要です。もちろんデュアルで行っていただくのがベストですが、それぞれ状況に応じて行って頂けたらと思います。

まとめ

キレイなオールセラミックの歯が入ったら、綺麗を長持ちさせましょう!

ご自分で行う毎日のセルフケアが、とても大事になります  タフトブラシを使用して歯と歯茎の際を、またフロスを使用して歯間部もきれいに磨きましょう。

ホワイトニングの効果がある歯磨き粉(スーパースマイル)の使用もお薦めです。

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しかしながらセルフケアには限界があるため3ヶ月に1度はプロのクリーニングを受けて、お口全体のチェックをしてもらい健康な状態を維持していきましょう。