COLUMNコラム

歯科で使用する抗生物質について


抗生物質と聞くと、風邪などの全身疾患に使う薬剤を思い浮かべる方も多いかと思います。ですから、歯科治療とはあまり縁がないように感じますが、実は歯科でも使用する機会がそれなりにあるのです。そこで今回は、歯科で使用する抗生物質について詳しく解説します。

抗生物質とは

抗生物質とは、菌を殺す働きがある薬剤のことです。微生物が産出し、微生物そのほか生活細胞の発育その他の諸機能を阻害する物質です。

抗生物質を過剰に怖がることはありませんが、抗生物質の副作用として体の状態を保っている常在菌のバランスを崩してしまうことが挙げられます。

 

抗生物質の副作用と注意点

腸内細菌のバランスが崩れた場合に下痢が起こることがあります。抗生物質は菌を殺すことが目的なので、必ず決められた時間、回数を守って服用することが大切です。

治った感じがしても菌が完全になくなるか、菌の作用が弱まる日数を考えて処方されているので、処方日数中は必ず服用しましょう。

きちんと服用しないと、菌を殺すために十分な薬剤成分でなくなり、治癒が遅くなることも。それだけではなく、抗生物質が効かない「耐性菌」が生まれてしまうことがあるので、十分注意が必要です。

 

当院で処方している抗生物質

池田歯科では、インプラントや抜歯などの外科処置のあとに抗生剤を処方しています。処方している抗生剤は3種類あります。

・ケフラールカプセル250mg

セフェム系の抗生物質で、いろいろな病原菌に有効です。安全性が高く、適応症も多いので、各診療科で汎用されています。副作用は少ないほうですが、発疹がでたり、下痢を起こしたりすることが時々あります。

 

・クラリス錠200

 

マクロライド系の抗生物質で、副作用は頻度、種類ともに多くはなく比較的安全なお薬です。

 

・タリビッド錠100mg

抗菌薬の中でも、ニューキノロン系薬は多用される抗菌薬の一つです。まず、薬を投与したときに、効率よく腸から吸収されて血液中へと移行するのが特徴です。

当院では主にケフラールカプセルを処方することが多いですが、時々お腹がゆるくなる方がおられます。その時は症状にあわせてクラリス錠やタリビット錠に変更させていただいております。服用後に異常があった場合は、服用を中止し連絡をお願いします。

 

まとめ

このように、歯科治療でもインプラントや抜歯といった出血などを伴う外科処置では、抗生物質が必要となることが多いです。

ただ、当院で処方している抗生剤は安全性が高く、副作用も現れにくいものばかりですので、それほど心配されることはありません。

また、こうした抗生剤があるからこそ、インプラントや抜歯といった処置も安心して受けることができます。もしも抗生物質に関してさらに知りたかったり、不安に思うような点があったりする場合は、ご来院された際にご質問ください。

どんなことでも喜んでお答えします。


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