COLUMNコラム

■顎関節の症状について


顎関節症を発症すると、いろいろな症状が現れてきます。具体的には、顎を開閉する際にポキッという音がするクリック音や、顎の骨の痛み、口が思うように開けられなくなる開口障害などが挙げられます。これらは患者さんが自覚しやすい症状でもありますので、異常を感じたらまず歯科医院を受診することをお勧めします。今回はそうした顎関節症に伴う症状について詳しく解説していきます。

1. 顎を開け閉めする時に音がする

 

① クリック音
顎を開けた時、閉じた時にポキっと音がします。顎関節の中にある軟骨の位置がズレて、その状態で口を開けると顎の関節の骨が軟骨に乗り上げて音がするのです。

口を閉じると顎の関節の骨が軟骨から滑り落ちるため、再び音がします。

顎関節症では、口を開けた状態の時には、顎の骨と軟骨の位置関係は正常化しています。しかし、閉じるとまた顎の骨が軟骨から滑り落ちるため、ズレた状態に戻ってしまうのです。ズレは次第に大きくなって、顎の骨が軟骨を乗り越えられなくなり、口が開かなくなってしまうことがあります。

② 捻発音
顎関節症でクリック音がしている場合は、まだ症状が軽いといえます。

悪化すると軟骨がすり減った状態となり、骨と骨がこすれてジャリジャリという音が生じ始めます。これを捻発音といいます。捻発音が生じ始めたら、顎関節症がそれなりに進行しているとお考えください。

2. 顎の痛み

顎関節症では、次に挙げるようなシチュエーションで顎に痛みが生じます。

・大きく口を開けた時
・食事で物を咬んだ時
・気になって顎を押さえた時

このように、日常の様々な場面で、顎関節症の痛みは生じます。とくに困るのは食べ物を食べる時のようです。普通に噛んだだけで痛みが出ると食事をするのも憂鬱になりますね。

そうなると、よく噛まなければならないものを避けたりするなど、食事の栄養にも偏りが生じてきます。噛む力も低下していくため、歯や顎の筋肉にも悪影響が及んでいくといえます。

3. 口が開かなくなる

顎関節症では、口の中に指が2本入らないというケースが多いです。それ以上口を開けようとしても、痛みを感じて開けられなくなります。

これは、顎関節症の症状が進行して、顎関節の中にある軟骨のズレが大きくなるためです。軟骨がズレると、顎の骨が軟骨を乗り越えられなくなるため、口が開かなくなるのです。

開口障害というのは顎関節症の症状でも重い症状なので、自覚したら少なくとも1週間以内にはご来院下さい。

放置をすると、日常生活に支障をきたすだけでなく、顎関節や口腔周囲の組織にまで悪影響が及んでいきます。

 

4.まとめ

以上のように顎関節症の症状には、クリック音がするだけの軽微なものから、顎関節周囲の痛みや開口障害など重篤なものまで様々です。

いずれにせよ、これらの症状が現れたらできるだけ早いうちに歯科医院を受診しましょう。症状に応じて、適切な処置を施してくれるかと思います。

 


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