COLUMNコラム

ジェルコートIP取扱い開始


1.フッ素がインプラントの酸化被膜を破壊する

 

近年の報告でインプラントについては、フッ素による腐食を生じる可能性が明らかになってきました。

チタンが腐食(劣化)しないと考えられている(高耐性・生体親和にすぐれている)理由はインプラント表面を酸化膜が覆っているからです。

この酸化膜がむし歯予防という理由で使われるフッ素で破壊されるのです。

 

この破壊でチタンは、フッ化水素酸などと化学反応を起こし急激な腐食にさらされます。ポケットのような溶存酸素濃度の低い環境では、チタンの酸化被膜の形成が促されず、不安定な状態になります。

 

2.虫歯菌が作り出す酸でインプラントが劣化する

 

インプラントを埋入した患者さんのプラークコントロールがきちんとできていないと、インプラント周辺にミュータンス菌などの細菌が繁殖します。

繁殖した細菌(ミュータンス菌など)が産生する酸によって、インプラント周辺のpHが低下し、酸性状態(pH5.0以下)になります。

 

このような状態のなか、「フッ素配合歯磨剤」を使用すると、フッ素イオンが遊離し、口中の水素イオンと結合。

チタン腐食性の高いフッ素が生成されます。生成したフッ酸が、インプラント周囲で、チタンインプラントの鏡面状に磨かれたネック部を腐食します。

           
チタンインプラントのネック部は、清掃を容易にするため、滑らかに仕上げられていますが、低濃度フッ素を多用する口腔内では腐食によって表面が粗くなる可能性があります。

 

3.インプラントの劣化が感染症を引き起こす

 

表面状態が粗くなると、プラークや口腔内細菌の付着を助長し、清掃も困難となるため、インプラント周囲炎などの感染症が発生しやすくなることが予想されます。

チタン製のインプラント体の腐食、それに伴う感染症の発症を防ぐためには、フッ素無配合で殺菌効果の高い歯磨剤を選択することが好ましいと考えられます。

 

4.殺菌作用のあるジェルコートについて

 

ジェルコートFとジェルコートIPには、塩素クロルヘキシジン(殺菌作用)が配合されており、虫歯菌や歯周病菌などの増殖を抑制してくれます。

毎日のブラッシングをしっかり行うために、歯面を傷め得る研磨剤、磨けたつもりになる発泡剤は含んでおりません。

 

5.ジェルコートFとジェルコートIPのちがい

 

従来からあるジェルコートFには、フッ素が配合されており、歯をくまなくフッ素でコーティングして、歯質を強化します。

一方、ジェルコートIPはフッ素無配合でインプラントの腐食を防ぎ、ビタミンE、ビタミンC(誘導体)、OIM加水分解コンキオリン配合で、元気な歯肉に導きます。

 

カリエスリスクが高い方にはフッ素がとても効果的ですので、ジェルコートFがお勧めです。

一方、インプラント治療を受けた方は、ジェルコートIPがお勧めといえます。

患者さんによって口腔内の状態は異なりますので、自己判断せずに歯科医師や衛生士に相談の上、ベストの予防方法で大切な歯や歯茎・インプラントを守って行きましょう。

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インプラント用のジェルコートIP


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