COLUMNコラム

抜歯後の飲酒と喫煙は傷の治りを遅らせる!


抜歯後に「今日はお酒飲んでもいいですか?」とか「タバコ吸ってもいいですか?」といった質問を受けることがあります。これはとても重要な点で、傷口の治りにも大きく影響してきます。というのも、抜歯後の歯茎は大きなけがをした状態に近いからです。顎の骨に埋まっていた歯を強引に引き抜くのですから、自ずと大きな傷口が生じます。それだけに、抜歯後には注意すべき点がいくつかありますので、詳しく解説していきたいと思います。

抜歯後は血流を安定させることが重要

私たちの歯は、顎の骨にしっかりと埋まっています。素手で引っ張っても、そう簡単には抜けないことでしょう。抜歯処置では、抜歯鉗子と呼ばれるペンチのような道具で、歯を強引に引き抜きますので、相応の出血も伴います。抜歯後は、この出血をいかにコントロールし、傷口を正常に塞いでいくかが問題となります。その時、カギとなるのが傷口を修復し、栄養を与えてくれる血液です。抜歯後は、この血液をいかに正常に患部へと供給させるかがポイントとなります。

抜歯窩(傷口)への血流を不安定にする3つの習慣

次に挙げる3つの習慣は、抜歯窩(抜歯によってできた傷口)への血流を不安定にさせます。それは必ずしも血流を滞らせるだけではありません。逆に、血液が過剰供給されるような場合も、傷の治りを遅らせることがあります。

1.飲酒(アルコール)

飲酒(アルコール)ですが、基本的に禁酒をお願いしています。アルコールが体内に入ると血管が拡張して出血をしやすくなります。出血が長引くと傷の治りが悪くなりますし、細菌に感染する恐れもありますので最低でも抜歯後2~3日は禁酒しましょう。

2.喫煙(タバコ)

タバコは吸うのを止めてください。有害物質ニコチンが毛細血管を収縮させるために傷の治りが悪くなります。抜歯後にかかわらず喫煙は歯周病の原因にもなります。最近では虫歯のリスクまで指摘されています。これをきっかけに禁煙にチャレンジしてみてください。

3.運動・入浴

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運動・入浴ですが、激しい運動は2~3日は控えてください。入浴はシャワー程度にして湯船に長くつかるのは止めましょう。運動も入浴も、抜歯窩への血流が増してしまい、傷の治りが遅くなることがあります。

処方された抗生物質は全て服用する

投薬については、抜歯後に出されたお薬が、鎮痛剤(痛み止め)のみの場合は痛みがある時のみ服用して下さい。抗生物質と鎮痛剤が出ている場合は必ず出された分は飲みきって下さい。抗生剤は細菌を殺す効果があります。鎮痛剤は痛くなければ飲まなくて良いですか?と言う質問を受けますが、現在痛みがなくても服用をおすすめしています。

出血が止まらない場合の対処法

出血について、出血がダラダラ続く場合は清潔なガーゼやティッシュを丸めて噛んで止血 して下さい。傷口が気になるとは思いますが舌でさわったり、頻繁にうがいをすることは控えて下さい。舌でさわる事で細菌に感染する可能があり、また舌でさわったり、うがいをしすぎることで血餅(粘膜を保護するためのカサブタのようなもの)が取れてしまうことがあります。傷口がふさがるのに時間がかかると、ドライソケットと言う症状になる事もありますので、注意が必要です!

抜歯後の食事や歯磨きについて

その他の注意事項としては、抜歯後1~2時間は麻酔が効いていますので飲食は控えて下さい。頬を噛んだり、熱さを感じないためにやけどの可能性があります。食事はできるだけ 抜歯してない方で噛んでください。歯を磨くときは、歯ブラシが傷口にふれないように注意しましょう。また縫った糸に歯ブラシが引っかからないように気をつけてブラッシングしてください。


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