COLUMNコラム

当院が勧める虫歯予防で大切な5つのこと


当院はインプラントや審美歯科、顎関節症などで多くの患者様が来院されます。しかし何より大切なことは「ご自身の歯をまもること」「予防」であると考えています。今回は、予防の中でも虫歯予防について大事な5つのことをご紹介いたします。

①唾液の力

唾液と聞くとあまり良いイメージはありませんが、実はこの唾液はお口の中の健康を守るのに重要な働きをしています。また唾液の中のリゾチーム、過酸化酵素、lgAにはバクテリアの増殖を防ぐ働きがあります。

食事をすると、食べ物の酸や虫歯菌の出す酸の作用で歯のカルシウムやリン酸が唾液中に溶け出します(脱灰)

食後30〜40分すると溶け出したカルシウムやリン酸が再び唾液の力により戻ってきてくれます(再石灰化)

初期のむし歯(脱灰により白濁して見える状態)の場合は口腔内を清潔に保ち、フッ素等を使用することで、唾液の力をパワーアップさせることにより、むし歯を治せる可能性もあります。

 

②キシリトール

キシリトールは白樺、樫から採れる天然の甘味料です。

色々な商品が販売されていますが、キシリトール含有量が100%に近いものを選んで下さい。最低でも50%は必要です。

キシリトールをとることで、①唾液を増やす②酸の中和を促進する③唾液中のカルシウムと一緒になり再石灰化を促す事ができます。

食事の後に、すぐハミガキをするよりもキシリトールのガムやタブレットをとることで、唾液の量を増やし、歯の再石灰化を助けましょう。

 

③ブラッシング

ブラッシング、自分で毎日できる最大の予防法です。まず大事なことは自分に合った歯ブラシを選ぶことです。歯ブラシ選びは正しい磨き方と同じくらい大切で、口の大きさや歯並び、歯茎の状態など皆さんそれぞれ違うんです。歯医者さんでお口の中を診てもらい自分に合う歯ブラシを選んでもらいましょう。

次はブラッシング方法です。まず握り方は「鉛筆握り」歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に45度の角度であて、1ヶ所15回程度を目安に丁寧にこまかく歯ブラシを動かします。

左下の内側を磨き残す方が多いので、ここからスタートするのがおすすめです。

下の前歯の内側は歯ブラシを立てて1本ずつ磨きましょう。

右下の内側は歯ブラシの方向が歯並びに正しく沿っているかがポイントです。

はじめのうちは鏡を見て確認しながら行いましょう。慣れても時々は鏡を見ながらチェックしていただくと、完璧です。

 

④フッ素

フッ素(フッ化物)とは土に中や海水、飲食物そして私たちの体にも含まれている天然のミネラル成分です。海水には約1.31ppm、川の水に約0.1ppmのフッ素が含まれています。

(ppmとは100万分の1という意味です)

現在販売されている歯磨き剤には、薬事法で定められた1,000ppm以下のフッ素が配合されています。お口の中はつねに唾液に洗い流されているので、歯磨きのあとには微量のフッ素しか残りません。およそ0.05ppm~1ppmという低濃度、このわずかなフッ素が口の中にあると、むし歯予防になります。ブラッシングのあとにフッ素のジェルを使用して歯の再石灰化を促進し、むし歯を予防しましょう!

 

⑤バクテリアセラピーで治療から予防へ

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バクテリアセラピーとは先進のバイオテクノロジーの研究によって解明されている、すぐれた善玉菌を体内に補給し、悪玉菌の力を押さえ込んでいくことです。

医療の先進国スウェーデンで開発され、お口の中の菌のバランスを管理することで、お口の中だけでなく全身疾患の予防につなげていく新しい予防医学です。

人の口の中には500種以上の色々な細菌が約500億個、1本の歯には約10億個以上住みつていると言われ、種類や数は人それぞれです。

歯科では、人の口の中に元々存在する「ロイテリ菌」を補給することで、口の中の善玉菌の割合を増やしていき、むし歯や歯周病、口臭の予防につなげていきます。

ロイテリ菌は口の中だけでなく、胃(ピロリ菌)、腸さらに免疫などの全身の健康に期待できます。また抗菌剤と違い、体にとって良い菌には影響がないのでとても安心です。

錠剤ですと、1日1回1錠をブラッシングで口腔内を清潔にしていただいたあと、お口の中でゆっくりと溶かすだけです。(錠剤の他にもガムやリキッドがあり、小さなお子様にも使用できます)

まずは1ヶ月継続して体内に補給して、予防してみませんか?

 


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