COLUMNコラム

歯の寿命を少しでも長くするために必要な道具は?


こんにちわ、歯科衛生士の矢ヶ部です。
今回は、歯の寿命のお話と、その寿命を長くさせるために歯ブラシ以外に必要な道具についてご紹介させて頂きます。

歯の寿命について

ご存知ですか?歯の寿命、つまりあなたの歯が抜け落ちるまでの平均的な寿命は、実は明らかになっています。

特に寿命が短い歯は「歯と歯の間に歯垢がたまりやすい歯」でした。

歯の寿命は前歯が61〜66年、奥歯が50〜61年となります。歯を失うほとんどの原因は、歯垢由来の病気。つまり虫歯と歯周病です。

歯と歯の間は歯ブラシで歯垢を落とす事は不可能で、デンタルフロスや歯間ブラシを使用して歯垢を落とさなければならないのです。

歯ブラシでしっかりブラッシングしても60%ぐらいの歯垢しか除去できていないというデータもあります。歯垢除去率をさらに高めるツールとしてデンタルフロス、歯間ブラシがあります。

デンタルフロスとは?

デンタルフロスとは、歯の間の歯垢を清掃する細い糸のことを言います。

長い糸(フロス)を必要な分だけ切り取って使うロールタイプのフロスは、糸の操作に慣れればそれほど難しくありません。初めてだったりロールタイプが上手く使えない人にはホルダー付のものもあります。

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デンタルフロスが向いているお口の状態

・歯茎の形を変えたくない前歯

・歯が複雑に入り組んでいる場合

などです。

主に虫歯のリスクが高い人にオススメです。

①虫歯のリスクが高い人

・歯と歯の間の接点がきつい人

・歯と歯の間の虫歯の経験がある人

・唾液の分泌が少ない人

②特に注意したい虫歯のリスクが高い時期

・乳歯から永久歯に交換するとき

・生えたての永久歯もリスクが高い

・幼い頃からデンタルフロスを使えるような習慣をもつと理想的

 

歯間ブラシとは?

歯間ブラシとは、歯と歯の間の歯垢を掃除する小さな歯ブラシです。インタースペースブラシとも呼ばれ、ナイロン誠意の毛が付いたブラシの部分を歯と歯の間に挿入して前後に動かすことで汚れを取り除きます。

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歯間ブラシが向いているお口の状態

・歯と歯の間に隙間がある場合

・ブリッジ治療を受けた場所

などです。

主に歯周病のリスクが高い人にオススメです。

①歯周病のリスクが高い人

・歯茎に炎症(赤い、腫れ、出血)がある人

・歯周病で歯茎が下がり、歯と歯の間が開き、歯垢や食べ物が詰まりやすい人

・唾液の分泌が少ない人

②特に注意したい歯周病になりやすい時期

・歯肉炎:思春期〜青年期

・歯周炎:成人〜

最も小さなサイズが挿入できない場合は、デンタルフロスを使用してください。

 

まとめ

歯と歯の間は、その高さと幅か数ミリとなりますから、手入れの難しさと、鏡ではまったく見えない部分であるため日本では軽視されます。しかし、海外の方たちは違います。海外では歯と歯の間のケアは驚くほど当たり前に行われています。

飛行機のファーストクラスのシルバー食器には一緒にデンタルフロスが付いていますし、ハリウッド映画ではデンタルフロスを使う場面もよく出てくるほどです。

だから虫歯と歯周病の予防が確立されているのです。最初は慣れなくて、難しいと感じるでしょう。しかし、毎日続けていれば、だんだんと慣れていきます。そして、習慣にすることが大切なんです。自分に合うものがわからない、使ってみたけど上手くいかない、という方はぜひ相談して下さい!

この頼もしい武器を使わない手はありません。毎日のケアでお口の健康を目指しましょう。

 


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