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2010.05.05

顎関節症マウスピース

昨年8月にテレビの8ナビで紹介されてから、顎関節症の患者様をたくさん治療させていただきました。
顎関節症の原因は、たくさんありますが多くは噛み合わせの異常がおおもとの原因としてある場合がほとんどです。
もともと予備軍として、原因を抱えていた人が、歯の治療をきっかけにとか、固いものを無理に咬んだことをきっかけにとかで、症状が出てしまいます。
ですから、歯科的な治療としては、噛み合わせのずれを正しく検査し、そのずれを矯正することです。ただし、矯正というと、自分の歯並びを1~2年かけて変えていく作業なので、とても大変です。
ですから、まずは取り外し式のマウスピースで顎の位置を正しい位置へ習慣つけることを行います。
その時に、使用するのが写真にしめす、オーソシスというマウスピースです。
これは、歯型と噛み合わせを取って、患者さん一人ひとりのオーダーメイドとなります。
初めの2週間は、就寝時も含めてできるだけ長い時間使用してもらいます。症状が軽減してきたら、徐々に使用時間を少なくしていきます。
その後は、使用しなくても咬み方や顎の使いかたが変わったことで、症状が無くなる人もいますし、よる寝るときだけ使用している方もおられます。
なかには、つけていないと症状が出てしまう人もいますので、そのような場合にはご自分の歯の矯正やセラミック治療によって、根本的に歯並びを正しくしてしまう場合もあります。
治療費は、健康保険が使えないため、顎頭蓋機能矯正料で2100,000円いただいています。
しかし、保険の中で対応する場合は、歯ぎしり防止用のマウスピースを利用して、できるだけ症状が無くなるようにしています。

審美インプラントセンター福岡BLOG-KKCオーソシス

これは、保険外のオーソシスです