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2019.05.27

ICCMO国際ロシア学会へ参加してきました!

先週、1週間ほどお休みをいただいて、ロシアのモスクワで開催されたInternational college of cranino-mandibular orthopedics、国際顎頭蓋機能学会ICCMOへ参加してきました。

この学会は、上下顎の位置やバランスが 神経筋肉骨格を通して、人の生理的な機能にどのように関連しているかを追求することで、数々の病気の症状を解消、緩和することが目的です。

言葉で説明すると難しいのですが、簡単に言うといわゆる”顎ずれ”を治すことで不定愁訴を改善しようという学会です。

いやいや、本当はもっと高尚な学問なんですが、、、(汗)

世界9支部(カナダ、アメリカ、アルゼンチン、ドイツ、イタリア、フランス、インド、ロシア、日本)の会員が発表を行い、日本からも6名の発表者を出すことができ、2日に及ぶ学会は大変充実したものとなりました。

今年は、4年前に認定されたロシア支部の主催でしたが、モスクワでも第一級のカンファレンスセンターであるワールドトレードセンターにて開催され、隣接する4つ星ホテルに宿泊、前日にはモスクワ川をクルーズディナー、当日にはトレードセンターのボールルームにて認定医の表彰式やバレリーナによるバレーダンスなど、この学会に対して20以上のスポンサーが提携し、かなりの経費が使われたと思われる内容でした。

私はこの学会には30年近く参加していて、日本支部の会長をさせていただいている関係で、今年から2年間ICCMO国際学会の会長を任命されました。

学会の運営自体は、アメリカ主導で行われるのですが、名誉なこととして受け止めています。

前会長のアルゼンチンのカルロスカップモーター先生から会長職を引き継ぎました。

家内の照美も2日間の学会に参加しました!!(時差ボケで初日に2時間ほどお休みしましたが、、。)

会長のメダルと、参加票には支部会長、指導医、評議員のタグが付いています。こんなところは海外の学会ならではです。

今年認定医と指導医を取る先生たちが、壇上にならび厳かなセレモニーが開かれます。

 

日本支部会長は日本人の認定医と指導医にメダルと盾とピンバッジを渡して祝福するという誇らしい役割を与えてもらいます。

学会の後はロシア観光として、モスクワの赤の広場やクレムリン、サンクトペテルブルクでは、ピュートル大帝の夏の宮殿、エカテリーナ2世の美術品の収蔵と謁見のために建てられ現在はエルミタージュ美術館、などをガイドさんの解説付きで見学してきました。

 

 

 

 

 

 

 

赤の広場に立つワシーリー寺院の色彩素晴らしい!

 

 

 

 

 

 

冬の宮殿(エルミタージュ美術館)の正面階段、とにかく何でも金箔キラキラ!