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セラミック専門の技工所見学

 

こんにちはっ 朝晩と昼間の気温差があって、体調を壊してる方が、ちらほらいらっしゃいますが、皆様体調はいかがですか?歯科衛生士の松藤です。

先日、長野県駒ヶ岳に行って来ました。

駒ヶ岳の2600メートルまではロープウェイで楽々行けちゃいます。

そこでの、生ビールは最高の贅沢とても幸せでした♪IMG02884

夜は、地元の方が集まる会に混ぜて頂きまして、まつたけづくしを堪能して来ました。

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遊びしますが、勉強もしていた10月。今回は、院内報でも特集、外部講師としても来て頂いた、熊本の技工所「アズテック」に行きました。

ジルコニアオールセラミックスの作業工程ですが、作業工程が複雑で理解しにくいのです。

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歯の精密な形を整える形成、印象採得(歯の型取り)色の撮影は院内でします。

その後の工程が技工所さんで行っています

 ジルコニアオールセラミックスは2層構造です。池田歯科で型を取り、アズテックに歯型は送られ、模型作製、1層目のフレームデザイン。

1層目のフレームは鹿児島のミリングセンターに

データで送られます。全国にミリングセンターはいくつかありますが、ミリングセンターの腕の違いもあるそうで、田中さんに見込まれたミリングセンターのプロフェッショナルの方が作ります。

1層目のフレームが出来たら、アズテックに送られて、2層目の作業を田中さんがされます。色の違うセラミックのパウダーを何種類か使い、光の透過や透明感、隣の歯と馴染むかを考えながら形を作り、920~930度で焼きます。ちなみにセラミックのパウダーのメーカーは磁器で有名な「ノリタケ」です。

口腔内写真は池田歯科で撮影され、データーでアズテックに送られています。

ですが、明度や色調を正確に分析する為に、専用ソフトで田中さんが解析されます。

パソコンのモニターを見ながら、セラミックスの歯に、細かな凹凸を付けたり色を付けて透明感を付けたり、様々な角度の口腔内写真を元に、隣の歯と馴染む、より自然で綺麗な歯を作って下さっています。

仕上げには、895度~910度で焼いて艶を出すようです。焼いて艶を出してるのも田中さんのこだわり。

真剣な作業風景です。顕微鏡を使いながら細かな作業をされます。ちなみに、セラミックス1本を朝から作ったとしたら、夕方に出来るという事。想像以上に時間がかかるんだなぁ~と思いました。

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歯科医師、歯科衛生士、受付、技工士さんとの連携で皆様の歯は仕上がります。費用的に高価ではありますが、手間隙とこだわりのセラミックス。今後も皆様に満足頂ける様に、歯型取り前の工程と、口腔内写真をきちんと撮影して、プロ意識で診療室の分担の仕事を頑張ります。

 

アズテックの皆様、お世話になりました。田中さん、馬刺し、焼肉ご馳走様でした(^^)今後ともご指導よろしくお願い致します。

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