中切歯の
GBRと同時の
インプラント
埋入
このような場合、抜歯しなくてはなりませんが、抜歯した後の歯槽骨(インプラントを支える骨)は、吸収がおこり厚みが薄くなります。
インプラントを埋入した時に、骨からはみ出してしまうことが多いです。
このケースも裂開がありましたので、ボーンチップとBi0-ossとBio-guideでインプラント埋入と同時法のGBR(骨造成)を行いました。
切開線は、審美領域から外して犬歯の遠心に設定し、三角弁にてフラップをあけました。
使用したインプラントはストローマンBLT4.1Φ12mmで、しっかりと固定できました。
3か月後に2次オペを行い、4か月後に補綴予定です。
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治療前
治療後レントゲン画像
(1枚目)向かって右の中切歯が歯根破折しています。 (2枚目)インプラント埋入後のレントゲンです。
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治療中
治療中
抜歯から10週後の抜歯窩の状態です。 インプラント埋入後に裂開が生じました。(4枚目)
フィクスチャー表面に自家骨、その上にDBBMでカバーします。(5枚目)
さらにバイオガイドで被覆します。(6枚目)
オペ終了時の所見です。(7枚目)
担当医 | 池田正人先生 |
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主訴 | 左側(向かって右側)中切歯の根っこが割れて、歯ぐきに炎症が起こっている |
期間 | 準備中 |
費用 | 準備中 |
治療内容 | 中切歯のGBRと同時のインプラント埋入 |
治療に伴うリスク | ・炎症・疼痛・過敏症・組織治癒遅延、及び術部顔面部の内出血 ・インプラント周囲炎になる可能性があるため、丁寧なブラッシングと定期メンテナンスが重要 |